バナナは一年中楽しめるフルーツですが、チョコバナナはお祭りの時期以外見かけなくて、食べたくなりますよね。
そんなチョコバナナを自宅で作る時、意外と知られていないのがサラダ油の重要な役割です。
なぜチョコバナナにサラダ油を加えるのでしょうか?
サラダ油を使う理由と、その量はどれくらいが適切なのか、また、代用品はあるのでしょうか?
お祭りの賑わいを家庭でも感じられる楽しいおやつチョコバナナ!
サラダ油のなぜと量、そして代用品について、詳しくご紹介します。
どうぞお楽しみに!
☟コーティング用チョコレート☟
Contents
チョコバナナにサラダ油なぜ入れるの?
チョコバナナにサラダ油を入れる訳は、ズバリ!チョコレートを滑らかにして、バナナに均等にコーティングさせるためです。
そして、見た目のツヤにも影響があります。
チョコにサラダ油を加えることで、キラッと艶やかで均一なチョコレートがバナナの表面にのるんですね。
滑らかな溶解と均等なコーティング
サラダ油を加えることで、チョコレートがより滑らかに溶けます。
サラダ油はチョコレートの粘度を下げ、バナナに均等に乗りやすくなります。
チョコレートが柔らかくなるので、お子さんでも扱いが楽になりますね。
テンパリングの代替
通常は飾りコーティング用のチョコレートチップなどを利用するんですが、「テンパリング」という工程が必要になります。
チョコレートを溶かしながら調整して、また冷やしてカカオバターを整えて、なめらかでツヤのある飾り用のチョコレートに仕上げる仕組みです。
しかし、ご家庭でケーキ屋さんのようなテンパリングをするのは、感覚的にも技術的にも時間的にもハードルが高いですね。
そこで、市販のチョコレートにサラダ油を加えて、テンパリングのようなコーティングチョコレートに似た効果を手に入れようということになりました。
家庭でのテンパリングは難しいため、サラダ油で似た効果を得ることができます。
チョコの風味とパキッとした食感
サラダ油は味や匂いが少ないため、チョコレートの風味を損ないません。
適切な量のサラダ油を使うことで、縁日のチョコバナナのようなパキッとした食感を再現できます。
お祭りや出店などで見かけるチョコバナナのツヤッとキラッとした見た目とパキッとした食感、口の中でとろける味わいをご家庭で再現する手助けをサラダ油がしてくれます。
美しいツヤ
サラダ油はチョコバナナにキラッピカッとした美しいツヤを与えます。
不飽和脂肪酸が含まれるサラダ油を溶かしたチョコレートに加えると、チョコの粘度を下げて、滑らかになります。
チョコレートが乾燥したときに、光を反射して美しいツヤを出します。
また、均等にチョコレートをバナナに乗せることができるので、なめらかなチョコレートの表面が艶を放って見えます。
単純にサラダ油の油分がチョコレートの表面に薄い膜を作るので、光が反射してピカッと光って見えることもあります。
チョコバナナに入れるサラダ油の量はどのくらい?
チョコバナナに入れるサラダ油の量は、以下のポイントをご覧ください。
サラダ油の量を調整することで、チョコバナナの見た目と食感をコントロールすることができます。
サラダ油の量には個人の好みやレシピによる違いがあるため、試作を重ねてご家族や自分の好きなバランスを見つけるのも楽しいですね。
サラダ油の量の目安
・サラダ油の量:チョコレート100gに、サラダ油約4g~10gが一般的な適量です。
・ツヤッと感を出したい場合:サラダ油を目安の範囲内で少し多めにすると、チョコレートの表面にツヤッと美しい光沢を見ることができます。
入れすぎると、テラッとした油っぽい印象になりますので注意して増やしてください。
・パキッと食感を出したい場合:サラダ油は適量の範囲内で少なめにして見て下さい。
固まりやすくなることで、パキッとした食感を再現できます。
少なすぎると、均等にコーティングするのが難しくなって、デコボコとした見た目になりがちなので注意が必要す。
・コーティング用のチョコレート:コーティング用のチョコレートを使用すると、サラダ油を計って加える手間を省くことができますよ。
コーティング用のチョコは、チップになっていて扱いやすく、溶かすだけでなめらか艶やかな飾り用のチョコレートになって、初心者でも気軽にチョコバナナを作ることができます。
☟コーティング用チョコチップ☟
チョコバナナに入れるサラダ油の代用品はある?
チョコバナナを作る際のチョコに入れるサラダ油の代用品には、どんなものが考えられるのか、調べてみました。
コーティング用チョコ
コーティング用のチョコチップは、テンパリングの必要もなく、溶かすだけでツヤッと滑らかな飾り用チョコレートになってくれます。
100円ショップのお菓子作りコーナーでも見かけることがありますので、探してみて下さいね。
オリーブオイル
オリーブオイルは、チョコレートとの相性も良く、爽やかな風味が魅力です。
こめ油
こめ油は、癖がなく、問題なくチョコバナナのサラダ油代わりに使って頂けます。
キャノーラ油
キャノーラ油は、一般的なお料理でもサラダ油の代わりに使われるので、チョコレートに入れても問題はありません。
ココナッツオイル
ココナッツオイルは、ココナッツの風味が独特で、チョコレートとの相性も抜群です。健康志向の方に人気です。
無塩バターやマーガリン
無塩バターやマーガリンは、独特な風味があり、チョコに負けないので相性が良いとされています。
チョコレートに混ぜるには、どちらも事前に溶かしておく手間が必要です。
カカオバター
カカオバターは、高価で手に入りにくい代用品になりますが、チョコの成分なので、バナナチョコとの相性はバツグンです。
体温でとろける滑らかさが魅力です。
様々な代用品がありますので、サラダ油でなくてもお好みに合わせて、風味や味わいを楽しんで見て下さい。
屋台やお祭りのチョコバナナとは少し変わったチョコバナナを楽しめますね。
チョコバナナを家で作ってみた感想は
彼氏がうちの好きなチョコバナナ作ってくれた!ありがとう🫶🏻♡ pic.twitter.com/ozYhPw84hC
— 夜桜 (@yao_4380) May 25, 2024
チョコバナナ好きな方、男女問わずに多いんですよね。
たくさんあったバナナもこれで最後!
チョコバナナでうちにきてくれてありがとうパーティ🍌🎉
#クオッカちゃんのいる生活 pic.twitter.com/kCL6v8njrj— Ree (@Ree_chikuwa) May 24, 2024
チョコバナナパーティ!最高ですね。
子供達とチョコバナナを作りました!
屋台で買うとお高いので😆 pic.twitter.com/14mCWdLTaJ
— りょうこ★デザイナー|スピカデザイン (@ryosugo_spiqa) May 21, 2024
小さなお子さんでも、バナナを割り箸に刺したり、とろけたチョコにバナナをくぐらせたり、チョコスプレーをぶっかけたり、楽しく作って美味しく食べられますね。
バナナとチョコって相性がいいんですよね。バナナとカカオ豆はどちらも熱帯や亜熱帯地域で栽培されているので、気候条件が同じところで育つため相性が良いと言われています。
また、チョコレートは水分を嫌います。バナナは水分の少ないフルーツなので、相性が良いとされています。
チョコバナナにサラダ油なぜ入れる?まとめ
チョコバナナになぜサラダ油を入れるのかは、チョコレートを滑らかにし、美しいコーティングを実現するためです。
サラダ油の量は、チョコレート100gに対して4~10gが目安ですが、ツヤを出したい場合は量を増やし、パキッとさせたい場合は減らすことができます。
また、サラダ油がない時の代用品として、ココナッツオイルやバターなどが使えます。
これらの代用品も同じ量で使用することで、お祭り気分のチョコバナナを家庭で楽しむことができます。
サラダ油を使うのはなぜか、その量はどれくらいか、そして代用品はないか、この記事で詳しく解説しました。
ぜひご参考に、おうちで縁日気分を味わってみて下さいね。
コメント