フェイクパールが剥げてきたら、なんだか恥ずかしいですよね。
そんな時、自分で修理する方法はないのかしらと思いませんか。
お気に入りのパールアクセサリーを長く愛用するために、剥げた部分を自宅で簡単に修理できる方法をご紹介します。
マニキュアを使ったお手入れ方法や、剥げをカバーするための工夫を知っておけば、引き出しの中で使えないパールアクセサリーが場所を取るなんてこともありません。
専門業者に修理を頼むのも、お気に入りのアクセサリーを使い続けるための方法のひとつではあります。
フェイクパールは特に傷つきやすく、剥げた表面が目立ちがちですが、正しい修理とお手入れをすれば、再び輝きを取り戻せます。
この記事では、マニキュアを活用した修理方法や、お手入れのポイントをしっかり解説していきます。
Contents
フェイクパールが剥がれた時の修理方法4選
フェイクパールが剥がれてきたら、修理する方法を4つお伝えします。
どれも、手早く簡単な方法です。ぜひお試しくださいね。
1. パール専用の修復ペンを使う
準備するもの: パールの剥がれをカバーするための修復ペン(真珠専用の補修液など)
手順
1、剥がれた部分をきれいにして、ペンの色がなじむように表面を整えます。
2、修復ペンを使って、剥がれた部分に色を塗るように軽く塗布します。
3、乾かしてから、薄く重ね塗りすることで、自然な仕上がりを目指せます。
ポイント: ペンの色味がフェイクパールとできるだけ近いものを選ぶと、仕上がりが目立たなくなります。
2. 接着剤を使って修理する
準備するもの:アクセサリー用接着剤や瞬間接着剤、下敷き (接着剤がこぼれてもいいようにプラスチック製のもの)
手順
1、剥がれた部分の汚れや油分をやさしく拭き取ります。綿棒や柔らかい布で拭くと、表面を傷つけにくいです。
2、アクセサリー用接着剤を少量、剥がれた部分に塗布します。爪楊枝を使うと作業しやすいですよ。
つけすぎると、はみ出して見栄えが悪くなるので、少量を使うのがポイントです。
3、接着剤が乾くまで動かさずに待ちます。完全に乾くまで数時間放置することで、しっかりと固定されます。
ポイント:接着剤の表面にほこりやゴミが付着すると、ツヤが失われることがあるので、塗布する際は慎重に行いましょう。
3. アクリル絵の具を使う方法
準備するもの:アクリル絵の具(パールホワイトなど、お手持ちのフェイクパールのカラーに合わせて)、筆または綿棒、パレットまたは紙皿、透明のトップコート(仕上げ用、艶を出すため)
手順
1、剥がれた部分を柔らかい布や綿棒でやさしく拭いて、表面の汚れやほこりを取り除きます。絵の具がなじみやすくなります。
2、アクリル絵の具をパレットに少量出し、フェイクパールの色に近い色を作ります。白を基調に、必要に応じて少量の黄色やクリーム色を混ぜて、パールに近い色味を目指します。
3、細い筆または綿棒に少量の絵の具をとり、剥がれた部分にやさしく塗ります。薄く塗るのがポイントで、乾いた後にもう一度塗り重ねると自然な仕上がりになります。
4、絵の具が完全に乾くまで待ちます。アクリル絵の具は比較的早く乾きますが、しっかりと乾燥させてから次の工程に進みます。
5、乾いた後、透明のトップコートを塗ることで、艶を出しつつ、補修した部分を保護します。トップコートを塗ると、より本物のパールのような光沢感が出ます。
ポイント
・色味の調整が鍵: フェイクパールの色にできるだけ近い色を作ることが重要です。少しずつ色を混ぜながら、自然に仕上がる色を探しましょう。
・塗りすぎに注意: 一度にたくさんの絵の具を塗ると厚みが出て不自然になるので、薄く塗り重ねるようにすると良いです。
・絵の具が乾くまで触らない: 乾く前に触れると絵の具がよれてしまうことがあるので、しっかり乾くまで触れないように気をつけてください。
・トップコートの塗りすぎに注意: トップコートを塗る際も薄く均一に塗り、乾燥させるとムラができにくくなります。
アクリル絵の具を使う方法は、DIY好きな方におすすめの手法で、費用もあまりかからないのがメリットです。
自分の手でパールを修復する楽しさも味わえるので、興味がある方はぜひ試してみてくださいね。
アクリル絵の具は耐水性ですので、汗なんかにも強いですね。
4. プロの修理業者に依頼する方法
準備するものは特にありません。
メリットは、高価なフェイクパールや、特に大切なアクセサリーの場合は、プロに依頼することで美しい仕上がりが期待できます。
また、破損具合がひどい場合でも、業者ならではの技術でしっかりと補修してくれます。
手順
1、最寄りのジュエリー修理店やアクセサリー専門の修理業者に連絡し、状態を相談します。
2、修理の見積もりをもらい、納得したら修理を依頼します。多くの業者では郵送での対応も可能です。
3、数週間で修理が完了し、元のように美しく仕上がったフェイクパールが戻ってきますよ。
ポイント
費用のかかる場合がほとんどで、事前に見積もりを確認しておくと安心です。
また、修理にかかる時間も確認しておきましょう。
プロならではの技術でもって、お気に入りのアクセサリーを修理してくれるので、大変心強い味方です。
費用面では、業者さんによってかなりの違いが出てくるので、相談ですね。
マニキュアを使ったお手入れ方法
マニキュアを使うとキレイに補強修理ができるんですよ。
特に白やパールカラーのマニキュアを使うと、自然な仕上がりになります。
剥がれた部分をカバーする方法
準備するもの: 白いパールカラーのマニキュア(トップコートもあれば便利)、綿棒または細い筆
手順
1、剥がれた部分を清潔にし、ほこりや油分を綿棒で軽く拭き取ります。これにより、マニキュアがムラなく塗れるようになります。
2、剥がれた部分に少量のマニキュアを綿棒や細い筆で丁寧に塗ります。薄く塗ることで、自然な仕上がりになります。
3、塗布したマニキュアが完全に乾くまで、動かさないようにします。乾いた後、色味が薄い場合は、もう一度薄く塗り重ねます。
4、よりツヤを出したい場合は、最後に透明のトップコートを薄く塗ると、元々のフェイクパールのように光沢が戻ります。
ポイント
マニキュアを塗る際には、一度にたくさん塗らず、薄く塗り重ねるのがポイントです。
厚く塗りすぎると、仕上がりが不自然になったり、乾きが遅くなったりします。
塗る範囲を広げすぎず、剥がれた部分だけに塗ると自然な仕上がりになります。
表面を保護する方法
フェイクパールの表面に透明なトップコートを塗ることで、摩擦や傷から保護することができます。
新しく購入したフェイクパールアクセサリーにも使える方法で、長持ちさせる効果があります。
準備するもの: 透明のトップコート(ツヤのあるもの)、柔らかい布
手順
1、フェイクパール全体を柔らかい布で軽く拭き、表面の汚れを取り除きます。これにより、トップコートがムラなく塗れます。
2、トップコートを少量とり、フェイクパールの表面に薄く均一に塗ります。塗りすぎると液だまりができるので、少しずつ丁寧に塗りましょう。
3、完全に乾くまで触れないようにします。トップコートが乾くと、フェイクパールの光沢が復活し、保護膜ができるので、アクセサリーがより丈夫になります。
ポイント
トップコートを薄く塗ることで、自然な輝きが生まれます。
ツヤを増やしたい場合は、乾いた後に2度塗りしてもOKです。
トップコートが乾く前に触ると指紋がついてしまうことがあるので、乾燥中はしっかり待つのが大切です。
マニキュアを使うときの注意点
・色選びが重要: フェイクパールの色と近い色のマニキュアを選ぶと、仕上がりがより自然になります。特に、白やパールカラーのものがおすすめです。
・塗りすぎに注意: 厚く塗りすぎると、乾くのに時間がかかり、見た目も不自然になります。一度に塗る量は少なくし、必要に応じて重ね塗りしてみましょう。
・保管場所に注意: マニキュアを塗った後は、直接日光の当たらない場所に保管することで、トップコートが黄ばむのを防げますよ。
マニキュアを使うと、誰でも簡単にフェイクパールのお手入れができるので、ちょっとした剥がれや傷なら自分で対応できる手軽な方法です。
ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
剥げてしまったフェイクパールの修理方法や長く愛用するための補修方法を解説してみました。
フェイクパールは、どうしても表面が剥げやすいものですが、マニキュアや接着剤、アクリル絵の具を使って、手軽なお手入れでその輝きを取り戻すことができます。
専門業者に依頼するのもひとつの方法ですが、マニキュアなど身近なものを使って自宅でできる修理方法を知っていれば、好きなアクセサリーを愛着を持って直せて便利です。
適切なお手入れを続けることで、フェイクパールの美しさを長く保つことができますよ。
日々のメンテナンスと、剥げが気になる時の修理をしっかりと行い、いつまでも素敵なパールアクセサリーを楽しんでくださいね。
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