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曲げわっぱをレンジや食洗器にかけるとどうなる?熱湯消毒や湯通しのやり方は?

曲げわっぱ-レンジ-食洗器 生活
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「曲げわっぱ」は、その美しい曲線と自然な風合いの木目で、私たちの食卓を豊かに彩ってくれます。

しかし、この伝統的な木製品を長持ちさせるためには、正しいやり方でのお手入れが必要ですね。

曲げわっぱを簡単に温め直せるレンジや食洗器にかけるとどうなるのでしょうか?

曲げわっぱに黒ずみや変形、亀裂などが起こるのでしょうか?

また、熱湯消毒や湯通しのやり方はどのように行えば良いのでしょう?

今回は、曲げわっぱを安全に、そして長く使い続けるためのやり方を、熱湯消毒や湯通しを例にしながら、詳しくご紹介します。

レンジや食洗器にかけるとどうなるのか、その結果とともに解説していきます。

☟栗久の曲げわっぱ☟

 

曲げわっぱをレンジにかけるとどうなる?

電子レンジ曲げわっぱをレンジや食洗器にかけるとどんな結果になるのでしょうか?

曲げわっぱをレンジで加熱しますと、変形や亀裂など破損のおそれがあります。

材質が木ですから、内部に水分があります。

レンジで加熱するとその水分が急激に熱せられ蒸発し、変形や亀裂、下手をすると焦げる燃えるなんて最悪の事態も予想されます。

そのため、一般的な曲げわっぱをレンジで使用することは極力避けて下さい。

最近では、レンジ対応の加工がしてある曲げわっぱが販売されています。

特殊な素材の材料が使用されていて、レンジで加熱しても大丈夫なように作られています。

もし、レンジで加熱可能な曲げわっぱをお探しであれば、商品の説明を読んで、対応していることを確認してから使用してください。

こちらの曲げわっぱはレンジ対応なので、まだレンジ対応のものをお持ちでない方は検討してみてくださいね。

☟レンジ対応の曲げわっぱ☟

 

曲げわっぱを食洗器にかけるとどうなる?

食洗器

 

曲げわっぱを他の食器と一緒に食洗器に入れると、やはり、変形亀裂黒ずみなど破損のリスクがありますね。

曲げわっぱは素材が木ですから、熱には弱い特性があります。

食洗器の高温のお湯や水流の強い当たり、食器乾燥機能による高温乾燥によって、亀裂が入ったり、変形したり、黒ずみが発生したりといったことが考えられます。

そのため、一般的な曲げわっぱは食洗器での使用はやめておいた方がよいでしょう。

レンジのところでもお話したように、最近では食洗器対応の曲げわっぱが登場しているんですね。

特殊なコーティング加工がしてあり、食洗器にかけても大丈夫なものもあります。

商品説明書を読んでみて下さいね。

食洗器対応でも、食器乾燥機の使用は避けた方が良いとされています。

お手入れの際は、メーカーの指示に従って適切に行うことが大切なんですね。

sachihare の曲げわっぱ風弁当箱は、木目の美しい樹脂加工なので、電子レンジも食洗器も使用可能ですよ。

☟食洗器対応の曲げわっぱ☟

 

曲げわっぱを熱湯消毒するやり方

曲げわっぱを熱湯消毒する方法は、以下のステップに従って行うことがおすすめです。

 

約80~90℃の熱湯を準備する

使用後にはお湯を注ぎ、汚れを浮かせて、軽くたわしなどで汚れを洗い落とします。

80~90℃の熱湯を沸かして準備します。

沸騰前の湯気が上がるくらいが目安です。

 

熱湯をかける

曲げわっぱの内側外側に熱湯を回しかけ、木を温めます。

曲げわっぱに熱湯をかける際には、変形を避けるためにも、均等にかけるように注意してください。

火傷にも要注意ですね。

 

5~10分程度つける

こびりつきなど汚れがひどい場合には少し長めにつけるのがおすすめです。

 

スポンジで洗う

洗剤は使わず、柔らかいスポンジを使い、木目に沿ってこすり洗いします。

 

内側のぬめりを取る

内側のぬめりが取れるまで、こすり洗いします。

ぬめりがとれたら、再度熱湯をかけて、布巾で水気を拭きとります。

 

しっかり乾燥させる

熱湯を回しかけることで、乾燥が進みます。

風通しの良い場所で、しっかり乾燥させましょう。

伏せておきたいところですが、上向きの方が内側まで乾燥させやすくなります。

定期的に熱湯消毒することで、曲げわっぱを衛生的に保つことができますよ。

熱湯を扱うときには、火傷に注意して下さいね。

 

曲げわっぱを湯通しするやり方

曲げわっぱをはじめて使う前には、湯通ししたいですね。

曲げわっぱを湯通しする方法は、以下の手順で行います。

 

お湯お沸かす

70℃位のお湯を沸かし、準備します。

お鍋のそこに小さな泡がぽつぽつ出てくるくらいが目安ですね。

 

曲げわっぱにお湯を回しかける

沸かしたお湯を曲げわっぱにゆっくりと回しかけます。

 

30分くらい放置

お湯を回しかけた曲げわっぱをそのまま、30分くらい置いておきます。

キツい木の香りや汚れが落ちやすくなります。

 

繰り返す

上記の手順を3回ほど繰り返します。

これによって、独特な木の香りや色素が抜けて、食材に匂いが移るのを防いでくれます。

 

米のとき汁で湯通しする

独特な木の匂いが気になる場合は、米のとぎ汁につける方法もあります。

一般的な目安は、3時間程度とされています。

独特な木の香りを抑え、木目を美しく保つ効果が期待できます。

湯通し後は、しっかりと水洗いしてから熱めのお湯をかけ、陰干しすることで、曲げわっぱをしっかり乾燥させてください。

このプロセスを通じて、曲げわっぱの木材が食材の香りや色を吸収するのを防ぎ、長く清潔に使い続けることができます。

 

曲げわっぱのお手入れ方法

曲げわっぱ

曲げわっぱの日常的なお手入れ方法をお伝えします。

 

使用後にはすぐ洗う

使用後には、早めに洗うことをおすすめします。

無塗装の場合は洗剤を使わずに、柔らかいスポンジでこすって洗いましょう。

 

お湯につける

汚れがひどい場合や油汚れなどの場合には、5~10分くらいお湯につけると汚れが浮かんできます。

 

クレンザーや洗剤を使う

油ものや汁気の多いものを入れていた場合、研磨剤入りのクレンザーを使ってソフトに側面を磨いていきます。

重曹や漂白座は使わないようにして下さいね。

曲げわっぱは素材が木で、重曹や漂白剤はアルカリ性なので、化学反応を起こし変色させる可能性があります。

特に重曹は、木のタンニンと反応を起こし黒ずみの原因となります。

漂白剤や強い洗剤は木の材質を傷める可能性が高いです。

アルカリ性物質による変色は、酢水につけると復活することもありますが、完全に元に戻ることはありません。

曲げわっぱのお手入れには、クエン酸やクレンザーを使用することがおすすめされています。

 

充分にすすぐ

洗った後は、充分に水やぬるま湯ですすぎます。

 

しっかり乾燥させる

洗ってすすぎが終わったらば、布巾で水気を拭き、風通しの良い場所に置いてしっかり乾燥させましょう。

伏せておくのではなく、上向きにするとしっかり乾かせますよ。

これらの手順を守ることで、曲げわっぱを清潔に保ち、長く使い続けることができます。

ただし、購入した商品の取扱説明書やメーカーの推奨方法がある場合は、そちらを優先してください。

 

本物の曲げわっぱをご紹介

昔ながらの本物の曲げわっぱをご紹介します。

 

藤代工芸の曲げわっぱ

天然の杉を使用、木目の美しいナチュラル仕上げです。

猫のプリントがワンポイントで可愛いですね。

口コミのご紹介↓
・プラスチックのお弁当より詰めやすく、ちょうど良い温度にもなりやすい
・漆の香りが抜けなくて苦労、10日ほど洗っていたら、なくなりました
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猫好きの方のそうでない方にも、冷めても美味しくご飯を食べたい方におすすめです。

 

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