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雨の日の着物やめる?大丈夫?雨コートや草履についてご紹介

rain-kimono 着物・和装
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雨粒が窓を叩く音に耳を傾けながら、今日は着物をやめるかと一瞬ためらう、いや、大丈夫!着物もいけると思い直したり、やっぱりやめると思ったり。

しかし、そんな時こそ、着物の魅力を再発見する絶好の機会です。

雨の日だって大丈夫、和装の楽しみ方は無限大に広がります。

雨コートや防水の草履を上手に取り入れれば、憂鬱な雨もあなたのスタイルを際立たせるアクセントに変わります。

このブログでは、雨の日でも安心して着物を楽しむためのヒントやアイデアをご紹介します。

雨コートや雨草履などで、初心者さんでも簡単に始められる内容をお届けします。

和装の楽しみへの一歩を、雨の日から始めてみませんか?

 

雨の日の着物やめる?大丈夫?

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多くの着物初心者さんは、雨天時の和装に戸惑いを感じるかもしれません。

正絹の着物が雨に濡れたら、シミになったり縮んだり、気を使いますね。

雨の日の着物をやめようか?いや、大丈夫?!やっぱ、やめる?!と迷うことなく和装を楽しめるようにお手伝いします。

昭和中期に流行っていた雨コートの魅力や、現代の超便利なセミオーダー雨コートについてご紹介していきます。

 

雨コートってどんなもの?

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昭和の中頃の雨コートには裏地が付いています。仕立ても生地も大変しっかりとしています。

衿元が四角い形の道行衿になっていますね。昭和の流行りだったようです。

そして、たいてい赤いものが多いです。着用はお好みですが40代まででしょうか。

リサイクルショップでサイズが合ったら、とっても運が良いですよ。

身丈は自分で縫い直すか、お直し依頼をしても良いですね。

 

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そこで、ネットでセミオーダーした新しい雨コートです。5サイズ展開されていて、一番近いサイズを選び2,000円ほどの追加料金で、裄丈と身丈をお直しして頂きました。

マイサイズをしっかり測っておけば、スムーズにお店の方との打ち合わせができますね。

もちろん、5サイズもあるのでお直しがいらない場合も多いです。

着丈が長いと階段などちょっとした段差で裾を踏んでしまう可能性があります。

傘やバッグを持っているので、手が雨コート持ち上げるまで回らないんですね。

逆に短くて着物が出てしまう場合は、着物の裾をたくし上げて帯にクリップで留めておくといいですよ。

長襦袢のチラ見えにご注意です。

裏地が付いていないので真冬は雨コートの上にオーバーを着てしまいます。真冬以外は襟巻やストールで過ごせます。

反対に梅雨時や夏には涼しく着ていられますので、おすすめです。

 

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こちらは二部式の雨コートです。セパレートになっていますので、身丈を気にせず購入して貸し借りもできます。

お稽古後の急な雨で先生にお借りして帰ったことがあり、母のお下がり正絹着物が助かりました。

あれば便利という事でネットで購入したのでした。ちょっと地味なお色目ですね。

裾除けの形になっているものを帯の上で腰に巻きつけて結びます。裾の長さを鏡などで確認します。

道行衿になっている上着を羽織りホックで留めます。

立ったり座ったりで、下の裾除け部分がずり落ちてしまう危険があるので、紐をしっかりとからげて締めておきましょう。

 

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薄くて軽く袋も付いていますので、持ち運びにも優れています。お天気予報を見てバッグに入れておけば安心です。

水はじき効果も素晴らしく、がっちりお着物をガードしてくれます。

こんなに薄くて大丈夫かと思うほどの薄さですが、端切れに水をかけてみましたら、綺麗な玉になって落ちていきました。

物凄い撥水効果で、正絹の着物も帯もしっかり守ってくれますよ。

 

雨時の草履について

雨草履

雨上がりのまだ地面が濡れている頃に草履を選ばずに出かけたところ、鼻緒の底の部分から雨水を吸収してしまい、足袋が濡れてなんと!鼻緒の色がじわーっと広がっていました。

草履は水を吸収した底の部分がブヨブヨになり、草履皮も縮みパックリと土台が見えてしまいました。

はきもの屋さんで草履の底を張り替えて頂きましたが、土台が見えるのは直せませんでした。

昔の昭和草履は合皮ではないうえに土台が木製でできているので、なにせ水に弱くできています。

画像の雨用草履は底部分がガッチリとゴムでガードされていています。

少しの雨や雨上がりの濡れた路面など、雨降りそうだなみたいなときには、もってこいの草履です。

濡れた床でも滑ることがありませんし、頑丈にできています。

 

草履カバー

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草履カバーというも昔の草履には使えますね。

ビニール製で草履に履かせてホック止めしますが、これが歩きにくいうえにずるずると変な音がするので、すぐやめました。

折り畳み式なので、持って出掛けることもできたのですが、使い勝手が良くありませんでした。

しかし、昭和の草履を雨の日に履くには、必須のアイテムですね。

 

雨草履

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雨草履は底がウレタン素材になっていて、鼻緒が底に出ていません。つま先にビニールのカバーが付いていますので、防寒にもなります。

ひどい雨や雪の時には、本当に助かります。

ホテルでの映画試写会があり大雨だったので、雨草履を履いて、会場内で履き替える用の草履を持ち、傘をさすという大荷物という時がありました。

雨コートや脱いだ雨草履を大きめのエコバッグに入れて、フロントに預けられたので良かったのですが、預けられない場合は替えの草履を持っていくのは現実的ではありません。大荷物になっちゃいますね。

ウレタン草履は、底の部分がウレタン素材で鼻緒が底に出ていません。お値段も軽く雨も玉砂利も気にせずに出かけられます。

足音も控えめなので、気になる方には良いですね。側面の巻きという部分を見ると、黒い素材がウレタン草履とすぐにわかります。

ウレタン草履は、劣化するとボロッと崩れます。

何年も履かずにしまっておいたウレタンの雨草履が、出掛ける時はなんともなかったのに、出先でいきなりパクッとかボロッとかぶっ壊れた!というのは、良く聞く話です。

リサイクルショップで買ったばかりでも、それ以前がどのくらい古いものかわかりませんので、安心はできませんよ。

 

カレンブロッソ

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最近、大流行りのカレンブロッソは低反発素材で歩きやすく、多少の雨の日のお出かけにはノープロブレムです。

草履の幅も鼻緒の太さもゆったりと作られているので、それも歩き易さに繋がっています。

側面の巻きには変化に富んだ色や層があり、台には低反発のふくらみが見えます。

色々な草履の種類がありますが、母のおさがり昭和の草履は履かなくなりました。

昭和の草履はおしゃれで凝ったデザインのものが多いので残念なのですが、なにせ幅が小さくできていて土台が硬いので足が痛くなってしまいます。昔の人は我慢強かったんだなぁと感心します。

濡れた地面を歩くと鼻緒のお底の部分から水を吸収してしまい、草履も足袋もダメにしたことがあります。昭和の草履からますます離れていくんですよね。

 

美人のつま先

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カレンブロッソやウレタン草履、下駄にピッと差し込んで雨をガードする「美人のつま先」です。

普通の草履は鼻緒から雨水を吸い上げてしまうので、使えませんよ。

持ち運びも簡単、出先での急な雨にも、鼻緒のところから差し込むだけなので、本当に便利です。

 

雨の日の着物やめる?大丈夫?まとめ

雨の日の和装は、悩みの種ですね。着物をやめる?大丈夫?やめる?!大丈夫?!と逡巡しますよね。

昭和中期の雨コートの温かみあるレトロな魅力から、現代の機能性に富んだセミオーダー雨コートまで、選択肢は多岐にわたります。

身丈や裄丈の調整が可能なセミオーダーは、まさに現代の着物愛好家にとっての救世主ですよね。

そして、二部式の雨コートは、その便利さで急な雨も楽しいエピソードに変えてくれるでしょう。

雨草履には様々な驚きの工夫があり、新しい草履は良くできていますよね。

雨の日でも、着物の美しさを諦める必要はありません。

この記事が、雨天時の着物の楽しみを広げるきっかけになれば幸いです。

和装の魅力を雨の日にも存分に楽しんでくださいね。

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